幼児教育の部屋

バチェラークラス講師からのメッセージ

■R君の育ち
  この春から幼稚園に通っているR君は、毎週火曜日に英語レッスンに通っています。
レッスン終了後、お母様が珍しく徒歩でお迎えに来られました。
「先生!お絵描きで子ども二科展の賞をもらいました!」
「あらまあ~!それはおめでとうございます」
「先生!もちろんそのこともうれしかったのですが、びっくりしたことがあって!」
「え?」
「授賞式で、Rだけがちゃんと気をつけをして、両手で賞を受け取り、きちんとお辞儀をしたのでびっくりしたのです!教えてもいなかったのに、きちんとする姿に感動して!」
興奮さめやらずのお母様です。
「さすが、R君!よかったね。」
とR君に向かってほほ笑みました。
「あとで子どもに聞くと、カマンで習った!と!」
「え??」
「カマンでやったことがあるから!」と・・
なるほど・・・確かに・・・
日常の中で、人前でお辞儀をしたり、友達の前に出て発表したり、自己紹介をしたり…そのような機会を出来るだけ取り入れているのですが…
「通っている時は、親は日常に流されて見えなかったのですが、子どもは、学んだことをきちんと覚えていたのだと、すごく感動したのです!そのことを、先生方にぜひお伝えしたくて!」
「そうだったのですか・・・。それは、とてもうれしいお話です。」
R君も出来ないことがたくさんありました。「できた」「できない」を繰り返し、その過程の中で、いろいろな事を身につけていったR君です。
幼い時に身につけた事は、確かに点数で評価されません。それゆえ、親は我が子にどのように向かえばよいか、悩みは尽きない物です。けれども、子どもは、日々の積み重ねでいろいろなことができるようになり、心も育ちます。学習のようにすぐに結果は出ませんが、その過程は全ての土台となっていくのです。
公の場でその場の空気を感じて、きちんとできたR君は、心もしっかり育っていることかと。
そのことを伝えに来て下さったお母様のお気持ちにも嬉しくなりました。私たちの励みになります。
カマンで学んだことが、このような形で表れた事に、本当にうれしく思った秋の夕刻のひとときでした。
■心の記憶
 木の葉が少しずつ色づき始めました。お庭から眺める空も秋の空になりました。
 カマンの菜園は、みんなで植えた冬野菜の苗が、夏野菜と違って優しさを秘めながら育ち始めています。
 さて、T君は週3回は幼稚園からカマンに直行して、アフターレッスンを受講しています。 幼稚園から「ただいま~」と帰って来るT君。「おかえり~」と迎えるお友達と先生。先日、レッスンまでの時間、そのT君とお庭で遊んでいた時のことです。T君が、カマンの菜園を眺めながら ふと「トマト食べたいな~」とつぶやきました。「え?トマト?トマトはもう枯れちゃったんだよ。今は、違うお野菜を植えたのよ」と返事をしたものの・・・そうか!T君は夏は毎日のようにお庭で水遊びを楽しみ、菜園の畑でこっそり手を伸ばしてトマトを食べていたな~と・・・T君は、トマトが苦手だったはず・・・しかめっ面の顔が忘れられません。
 でも、3歳になったT君にとっては、ジャングルのように畑をおおいつくしたトマトの葉や茎をかきわけて、自分の手が届く所に熟した太陽のような赤や黄色のトマトの実はとても魅力的だったのでしょう。そして、それをこっそりとって食べる秘密の喜び。食卓に添えられたトマトとは、全く違うトマトの味だったことかと・・・そしてこのことが、T君にとって、思い出としてしっかり心に残っているのでしょう。T君のちょっぴりがっかりした顔を見ながらも、こんなにも子どもの心を動かすことができた「夏のひと時」を一緒に共有できた喜びをかみしめた瞬間でした。また、幼少期の心の記憶は「味の記憶」と直結していることを確信した時でもありました。

栄養士からのメッセージ

「発酵食品を食べましょう!」

 最近、日本古来の発酵食品(みそ、しょうゆ、納豆など)が見直されています。からだの中で最も大きな免疫器官果たすのは腸管です。腸管内には様々な菌が存在します。この腸内細菌のバランスを整え、「腸能力」を高めることが健康へとつながります。特に肉食中心の食生活になっていると腸内に悪い菌が増え、いろいろなトラブルを引き起こします。そこで、昔ながらの米を中心とした日本型食生活が注目されています。植物性乳酸菌から作られる発酵食品を多く摂ると腸内の状態がよくなります。

 味噌汁を作る時に使用するだし(鰹節)も立派な発酵食品です。鰹節には動物性たんぱく質やミネラルも多く含み、体にとって貴重な栄養素にもなります。日本人はだしの香りをかぐと何故か安心感を覚えます。海外旅行から帰った際にこの匂いをかいでほっとした経験がある方は多いと思います。カマンの子ども達もキッチンからだしのいい香りが漂ってくると「いい匂い!お腹がすいた!」とよく言います。このように日本古来の発酵食品は、からだにいいばかりでなく、精神的にも安心感を与えてくれます。

 発酵食品を常食していると強い身体が作られます。今から流行りだすインフルエンザに負けないためにもたくさん摂りたいですね。そして、日本人の身体にも風土にもあった発酵食品の味を子ども達にもきちんと伝えたいものですね。

カマン’sカルチャー講師からのメッセージ

子どもたちは、やりたがり、みたがり、しりたがりです。不思議な形をした線や模様が、話している言葉と同じものを表していることに気づかせていくと、文字への好奇心がどんどん湧いてきます。
もっと知りたい、わかりたいという思いがふくらみ、興味を示し、集中して取り組んでいきます。
かきかた(硬筆)講師 塩川二三江